2008年03月24日
懐中時計の種類
このように日常的になるには時間がかかったんだなぁ
丈夫さとかさばらない手頃な大きさの懐中時計は、腕時計が登場するまでは携帯時計の代表として長い間、世界中で使用されてきた。多くの場合文字盤はアナログ式で、鎖や組紐などでリューズのフック部と衣服を結着して落下を防止し、時計本体は衣服のポケットに収納して携帯するようになっているものが基本形であり、大きく分けて以下のような外面上の区別がある。用途や製作側や愛用者の個性により、リューズの位置が12時の位置だったり、3時の位置だったり、6時の位置だったりすることがある。
オープンフェイス
蓋のない、最も標準的なスタイルの懐中時計。
ハンターケース
懐中時計を保護するための金属等の上蓋が付いているもの。蓋が文字盤側だけに付いているものと、背面にも上蓋が取り付けられ、ちょうど二枚貝の中に懐中時計を収めたような外観の、防護制の高いものがある。狩猟中に懐中時計を壊しやすかったため、猟師の要望でガラスを保護する蓋を取り付けたことからこの名が付いている。多くの場合、リューズが開閉ボタンを兼ねていて、押し込むことで蓋が開く仕様になっている。年月を経るに従い、屋外活動に際して時計を守るためという本来の目的から離れ、華麗で豪華な装飾が施されたものが増え、一種の装飾部位として発展していった。リューズ位置の対面に蓋のヒンジがあるものが多く、12時にリューズがあるものは蓋が6時方向に開き、3時にあるものは9時方向に開くのものが一般的。
ナポレオン(ハーフハンター、デミハンター)
ハンターケースの中央部分がドーナツ型に抜けていて(またはガラス張りになっていて)、蓋を閉じた状態でも針の一部が見えるため時刻を読めるようになっているタイプの蓋付き懐中時計の総称。名前の由来はナポレオン・ボナパルトが、時間を見るためにいちいち時計の蓋を開けるいとまも惜しいほど多忙だったことから、蓋を閉じたまま時間が分かるハーフハンターの懐中時計を使用していたという逸話から(或いはナポレオン自身が発案という説もある)。
スケルトン
敢えてケースや文字盤部分にガラスを用い、懐中時計の精巧なムーブメント(機械)を鑑賞出来る、装飾性能の高い機種。高級品が多いが、近年は廉価な商品にも多く見られるようになってきた。
ムーブメント
動作機構は「機械式」と「クォーツ式」の二種類が有り、「機械式」は手巻(リューズ部分を回しぜんまいを巻き動作させる、毎日ないし数日に一度は巻かなければいけない)がほとんどである。自動巻(振動を加える事によりぜんまいが巻かれる)は存在しないわけではないが、非常に特殊な製品に限られる。クォーツ式ではボタン電池により動作させる(最近は約10年寿命のリチウム電池内蔵品もある)。
手巻の煩わしさや時間誤差といった日常での使い勝手を考えるとクォーツ式に軍配は上がるものの、機械式のムーブメントならではの「コチコチ音」を好みあえて機械式を利用する愛好者も多い。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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